Java(oracle) 変数の初期化と定数の利用
今回は変数の初期化と定数の利用についてです。
変数の初期化
//パターン1 int age; age = 23; //パターン2 int age = 23;
変数の初期化には大まかに2パターンあります。上記のように2行に分けて、変数の型・変数名を宣言してから変数に数値・文字・真偽値などを入れるパターン。
パターン2は、変数の型 変数名 = 中身という感じで1行で書いてしまいます。使い分けが必要なものでしょうが、大体の人は1行で書いてしまえた方が楽なのではないでしょうか。
変数の再代入
int age = 53; age = 23;
上記の変数ageは(53、23)どちらの数字が表示されるでしょうか?
System.out.printlnなどでコンソールに出力してみて下さい。
基本的には、上から順に実行(順次実行)されて上書きされます。
定数の利用(上書きの拒否)
変数宣言の前に final という言葉をつけると、定数の扱いとなり、それ以後の変数の代入を受け付けなくなります。
final double pi = 3.14; int multiplied =10; pi = 2.718; double ans = multiplied * pi; System.out.println(ans);
上記のコードをコピーして動かしてみて下さい。pi = 2.718;の行でエラーが出るはずです。
上書きを拒否できるので、公式などの固定したい部分をfinalにする、Webシステムの上書きされたくない箇所(ユーザーコードなど)を定数にすることで安全に扱う事ができるようになります。
eclipseなどの統合開発環境はsyntax(構文)エラーなどを知らせてくれるので、
タイプミスなどにも気づきやすくなります。プログラムを書くのであれば、早めの導入をおすすめします。
今回は以上です。お疲れさまでした。