Java(oracle) 演算子について
今回はJavaの演算子についてです。 まず四則演算を行うものからです。
算術演算子
% : 剰余₍割り算の余り₎ 。割り算の余りを求めて表示します。
/ : 除算。商を求めます。
* : 乗算。積を求めます。
+ : 加算。和を求めます。
- : 減算。差を求めます。
文字列結合演算子
これは+だけの特別な仕様ですが、文字同士は、+で結合できます。
"文字" + "結合" = 文字結合
このような感じです。
代入演算子
= : 右辺を左辺に代入
+= : 左辺と右辺を加算してから左辺に代入
-= : 左辺と右辺を減算してから左辺に代入
*= : 左辺と右辺を乗算してから左辺に代入
/= : 左辺と右辺を除算してから左辺に代入
%= : 左辺と右辺を除算してからその余りを左辺に代入
+= : 左辺の後に右辺を連結して代入(文字+数字の結合など)
インクリメント/デクリメント演算子
++ : 値を1増やす -- : 値を1減らす
インクリメント/デクリメント演算子は、主に繰り返し処理で使います(後に書きますが、for whileなどの事です)。これは少し変わっていて、左右両方にオペランドがあるものではありません。これは単項演算子と呼ばれます。 また、インクリメント/デクリメント演算子は被演算子の前後どちらに置くかによって、計算結果が微妙に変わるので注意しましょう。
public class Main{ public static void main(String[] args){ int a = 10; int b = 10; System.out.println(++a + 20); System.out.println(b++ + 20); } }
試しに上記のコードを実行してみて下さい。計算結果が違うかと思います。解説は「スッキリわかるJava 入門編」に詳しくあるので、手に取ってみてはいかがでしょうか。
今回は以上です。お疲れ様でした。