Java(oracle) 計算の文
今回から何回かJava(oracle)における計算の文についてです。
int a = 7; int b = 8; c= a + b; System.out.println(c);
試しに上記を実行してみると、cには15が入っているかと思います。Javaや、その他のプログラミング言語では四則演算の算数的なもの、文字の代入などを使った「数学」的なもの、文字の連結までが行えます。
式の構成要素について
a b ... z のアルファベット、数字をオペランド
+ - * / などの演算子をオペレーター
といいます。
オペレーターについて、少しだけ注意点があるので下記で示します。
int a = 7;//① String b = "演"; String c = "算"; System.out.println(b + c);//②
まず①ですが、aには7が入ります。この式の=の意味は代入です。 では、②はどうでしょうか。実行してみると、「演算」と出てきます。これは、演 + 算と判断され連結された評価結果です。しかし、1文字なのでchar型ではどうなのかと実行してみると「charからStringへ型変換はできません」となりエラーが出ます。
リテラル
オペランドのなかで、「7」「literal」など具体的な値をリテラルといいます。 リテラルはデータ型を持っています。
小数点がない数字 [例: 87 / 型 : int] 小数点がない数字で末尾が[ L/l ] [例 : 81475623459L / 型 : Long] 小数点付の数字 [例 : 3.14159265359 / 型 : double] 小数点付の数字で末尾が[ F/f ] [例 : 2.71828182846f / 型 : float] true または false [例 : true / 型 : boolean] 引用符で囲まれた文字 [例 : '鳳' / 型 : char] 二重引用符で囲まれた文字列 [例 : "Java" / 型 : String]
実際にJavaでプログラムを組もうとすると型のチェックがある前提なので以前のデータ型についても見直しておきたいところです。
今回はここまでです。お疲れ様でした。